基礎というのは建物の最重要箇所であることは間違いないです。
でも専門的な知識が無いと、まず見てもわからないし、なにが違うのかもわからない。
例えば、ベタ基礎が一番優れていると思ってる人は多いのではないかと思います。大手ハウスメーカーがそういう風に宣伝しているからです。確かに、ぬの基礎に比べて、べた基礎は優れているし、実際にべた基礎で施工するケースのほうが多いのですが、なぜベタ基礎なのか、という理由まではわからない、というひとがほとんどだと思います。工務店やハウスメーカーの営業でも明確に答えられない人が多いのではないでしょうか。何も考えずにベタ基礎としてもいいですが、ベタ基礎はぬの基礎に比べると費用が高くなります。費用が高くなっても家の強度が上がるなら、お金をかけるべき箇所なので問題はありませんが、寒い地方ではベタ基礎のほうが強度が下がるという事例もあります。
家をたてる上で、基礎について、知っておいたほうがいいことを全部まとめてみます。基礎ひとつとっても、一冊の本に出来るくらい奥深いので、「家をたてる上で必要」な知識に絞ってます。せめて工務店やハウスメーカーと同等に話せるくらいまで知識がないと、後悔の無い家づくりはできません。あとから知って、こうしておけばよかった、ではなくて、自分で知識を得た上で、正しい選択が出来るようにしましょう。
1.そもそも基礎とはなにか
2.どんな基礎がよいのか