アークエアガウジングは溶接時の不良部分をアークの熱で溶かし、圧縮空気によって吹き飛ばす道具のこと。
アーク熱溶解+エア(圧縮空気)+ガウジング棒 でアークエアガウジングである。
エアアークガウジングという呼び方のほか、単に、アークガウジング、と呼ぶこともある。
鉄骨構造の建設では、溶接時に不良部分が発生することがある。
この不良部分を”はつり”取って、必要な形状に仕上げ、補修溶接するために必要なのが、このアークエアガウジング(エアアークガウジング)である。
主に溶接部の裏はつりに使用されるが、用途は様々。
使用機器を45度の角度で保持しながら、アーク熱によって部材を溶かすと同時に圧縮空気で溶かした部分を吹き飛ばすことで、”はつる”ことが出来る。